とりっくるーむ

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まだ間に合う!Jewelries! 004で歌って欲しい個人的オススメ曲 ~Cu編~

Jewelries! 004 のCuアイドルのカバー曲締切が2月28日23時59分までということで、慌ててこの記事を書きました。本当はもっと早く公開する予定だったのですが、お仕事には勝てなかったよ……。

 

全体的に私個人の趣味が入りまくっているので、選曲が偏っています。あくまで「個人的オススメ曲」なのでそのあたりご容赦ください。BUMP OF CHICKENの大ファンなのでBUMP多いです。そこもご容赦ください。

なるべく選ばれそうな歌から選んで挙げていますが、時々無理のある選曲をしています。本当はもっと難しいところから取りたかったものありましたけど自重しました(ジャニーズとか……)

 

 

Jewelries! カバー曲基礎知識とか。

  • 各属性5人のアイドルが一曲ずつカバー曲を歌います。
  • 「題名」「歌詞」「曲調」にそのアイドルが歌う理由があれば候補になりえます。
  • かなり古い曲が選ばれるパターンが結構多いイメージがあります。
  • 新しすぎる曲や権利関係が難しい曲は選ばれないことが多いようです。
  • 声優さんが歌唱している楽曲やキャラソンは難しいようです。

 

 

 

 

乙倉悠貴

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「夏」のような、爽やかで The 青春! みたいなロックがとても似合いそうなイメージ。中の人の演技力も相まって正統派のキャッチーな雰囲気もあるので、知名度のある人気曲がとても相性良さそう。

 

風吹けば恋 / チャットモンチー

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恋をして間もない乙女心、恋の始まり、胸が高鳴るあの瞬間を歌ったチャットモンチーの名曲「風吹けば恋」です。

走り出した足が止まらない

行け! 行け! あの人のところまで

という歌詞が陸上部の乙倉ちゃんにぴったり!追い風Runningみたいな雰囲気があるのでとても似合うと思います。乙倉悠貴にカバー曲をと言われたら多くの人が挙げてもおかしくないくらい。

 

青と夏 / Mrs. GREEN APPLE

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「これは僕らの夏の物語だ」

夏。友達。夢。そして叶う恋。叶わぬ恋。

青春という限られた時間を爽やかに歌い上げたMrs. GREEN APPLE「青と夏」

Mrs. GREEN APPLEのロックは耳に残るキャッチーさが個人的に魅力だと考えていて、そこが乙倉ちゃんにピッタリなんじゃないかと思って挙げました。「ロマンチシズム」も好きなんですが、そちらはちょっと恋に全振りすぎて違うかもなあと思って「青と夏」をオススメします。

夏が始まった 君はどうだ

 

前前前世 / RADWIMPS

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知らない人はいないくらいの大ヒットアニメ映画「君の名は。」の主題歌である RADWIMPS前前前世

歌詞がどうとかというよりは名曲の疾走感と段違いの知名度という武器を乙倉悠貴というアイドルに装備させて振り回してほしいという個人的欲望から。でも似合うと思うんですよね、間違いなく。

良いじゃない、乙倉ちゃんのクラスの同級生が乙倉ちゃんと入れ替わる夢を見たって。

 

恋愛観測 / NU-KO

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絶対に実現不可能枠。

「恋愛観測」はKONAMI音楽ゲーム pop'n music シリーズの楽曲。ボーカリスト公募の合格者用として作られた女の子の恋愛感情を歌ったポップで可愛い楽曲です(上記の動画はBEMANI歌合戦用の特別仕様です)。

このとき、ボーカリスト公募の合格者となったNU-KOさんは当時女子高生。その後もBEMANIシリーズを中心に歌手活動を続けており、幅広い楽曲を歌っています。まあ、なんだ、今ならウマ娘キングヘイロー役、佐伯伊織さん」って言った方が通じる人多そうですよね。

わかる、その時点で実現しないのはわかってるんだ。でも、乙倉悠貴ちゃんに

「今日もシーイング良好っ♪」

って歌ってもらいたいんだ。その欲望だけは偽れないんだ……。

 

 

 

関裕美

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今回のJewelries! 004のCu属性アイドル5人のうち、いろんな色に一番なれそうなアイドル。その分、人によって選ぶ曲が大きく変わりそうなイメージ。個人的にはホッとするような落ち着くを曲を歌ってほしいかなあ。

なんとなくジブリの楽曲の雰囲気がとても似合いそう。

 

風になる / つじあやの

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スタジオジブリ制作のアニメ映画猫の恩返しの主題歌。

軽快で可愛くてちょっと切ない雰囲気の素敵な歌。関ちゃんの優しい歌声にぴったりなイメージだと思って選びました。こういう気取らない雰囲気の方が関ちゃんの素の良さを表に出せそうだなと、そんな感じです。

ちなみに「猫の恩返し」といえば同じくジブリ映画の「耳をすませば」の主人公である月島雫が書いた物語という位置づけなのは有名ですが、「耳をすませば」の主題歌である「カントリー・ロード」も関ちゃんに似合いそうなイメージが個人的にあります。

 

ガーネット / 奥華子

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こちらもアニメ映画時をかける少女の主題歌。

変わらないもの」と悩みましたがこちらをチョイス。「風になる」と選曲理由がほぼ一緒なのですが、

またこの季節が 廻ってく

という部分の歌声が関ちゃんにとても合いそうな気がしたんですよね。関ちゃんには老若男女問わず人気があって知名度のある歌を歌って欲しい、そんな思い。

 

キラキラ / aiko

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aikoさん結婚おめでとうございます!!!!!

ということで、aikoの名曲「キラキラ」をチョイス。イントロのピアノの一音が「楽園」の一音で悲鳴を上げる関ちゃんPさんたちに刺さらないかなって。半分ウソです。

でも、関ちゃんにはキラキラしていてほしいなって思ってて、そのキラキラしているものは「日常」であってほしいなって考えていたので個人的な思いに合うこの曲をオススメしました。

 

 

 

白菊ほたる

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カバー曲にプロデューサーの業の深さが出るアイドルTOP3に入ってる(個人調べ)

そんな白菊ほたるあなたは何を歌わせたいですか?バッドエンドな歌ですか?それともハッピーエンドな歌ですか?

 

人間ってそんなものね / KOKIA

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人間ってそんなものね

許し逢えるって素晴らしい

ありがとう…」や「The Power of Smile」で有名なKOKIAさんの隠れた名曲。なんとベストアルバムにも入ってません。自分も買ってびっくりした。

達観した価値観を持ってるほたるちゃんに歌ってほしいと思った1曲。曲名で誤解されがちですが、人の弱さとそこから来る人と人との繋がりや助け合いの思いを歌った曲です。曲調もおとなしく静かなのでほたるちゃんの雰囲気やイメージにも合うかなと。

 

アンサー / BUMP OF CHICKEN

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あの時世界の全てに 一瞬で色が付いた

TVアニメ「3月のライオン」のオープニングテーマ。

BUMP OF CHICKENといえば藤原基央が描く独特な世界観を表した歌詞が魅力ですが、是非歌詞を見ながら聞いてみて欲しい1曲です。いや、もう、白菊ほたる……ってなる。たぶん。

だからもう 離れない

二度ともう 迷わない

 

Butterfly / BUMP OF CHICKEN

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もう1曲、BUMP OF CHICKENからアルバム「Butterflies」のリード曲。BUMPにしてはとても珍しいEDM調の楽曲です。ほたるちゃんがEDM調の楽曲を歌うって中々面白い化学反応見込めませんか、どうですか。

真面目な話をすると、デレステのストーリーコミュ第65話「Story of your Life」にて、ほたるちゃんがちとせさんに語った「ステージの光は呪い」という言葉を聞いたときにこの歌のサビとPVの光を思い出した「私が思う白菊ほたる」のイメージ曲です。

悲しいほど強い魂 どれだけ憎んでも消えない 消せない

何よりも綺麗な事 本当は もっと 知っている ずっと

 

Blessing / 初音ミク, 鏡音リン, 鏡音レン, 巡音ルカ, KAITO & MEIKO

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「生きて」

halyosyさんの名曲。いろいろな壁があるので(原曲が歌う人数多いとかボカロ曲とか)Jewelriesカバーで選ばれる可能性が無さそうだけどチョイス。

白菊ほたるというアイドルから直球で「生きることのエール」を歌われるってやばくない?やばいよね?そういうの良いと思いません?

ほたるちゃんで挙げたけど、ちとせさんでもやばい可能性あるなって担当的に思いました。もういっそのことJewelries関係ないとこで二人でカバーして欲しい。

個人的には

最後の一秒まで前を向け

という歌詞が歌う子の強さを前に出せそうで良いんじゃないかなって思ってます。

 

 

 

早坂美玲

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CuアイドルであるのにCM曲の「Claw My Heart」とカバー曲の「RAGE OF DUST」「REVENGE」とカッコいいソロ歌唱に定評がある。

このままカッコいい路線で行くのか、それとも今でしか見れないかわいい路線で行くのか非常に悩ましい。あなたはどっちの美玲が見たい?

 

ファッションモンスター / きゃりーぱみゅぱみゅ

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THE 鉄板。

タイトル・歌詞すべてオチてる。知名度も高いし権利関係クリアしたらこれで決まりくらいの勢い。何選んでもこれに勝てる気がしない。早坂美玲のかわいい路線をバッチリ出せるのも魅力的。

 

紅蓮華 / LiSA

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TVアニメ鬼滅の刃のオープニングテーマ。社会現象になった超ヒット曲。今やいろんな音楽ゲームにも当然のごとく入ってるくらい大衆曲になっています。

正直な話をすると、知ってる曲があるかないかで初めて音楽ゲームをプレイする人のフックって変わってくるのでデレステでも有名曲のカバーをプレイしたい、プレイしてほしいって思うわけなんですよ。で、この「紅蓮華」というあまりにも期待感もハードルも高すぎる曲を誰が歌えるのかってなったときに歌唱力に定評のあるCo組の松永涼さんや藤原肇ちゃん、もしくはやたら強いカバーに定評のある早坂美玲かなと思ったんですよね。

あと、美玲が歌うカバー曲って「抗う」ことがテーマになっているイメージがあるので、実はピッタリなんじゃないかなと……。

 

閃光 / [Alexandros]

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誰かが言った。RAGE OF DUSTを歌ったんだから、ネットミームを総なめにしたらいいじゃない」と。一理ある。

美玲が歌う歌は英語が入ることがそこそこあるので、そのあたりも悪い選択肢ではないと思うし、個人的には全然合うというかあのちょっとかわいい声でバチバチにカッコよく中学生アイドルらしい発音の英語で歌ってるとこ見てみたい。

でもネットミーム抜きにして名曲なので是非一回は真面目に聞いて欲しい。ただあまりにも新しすぎる曲なので選ばれるかは微妙なライン……。

 

怪物 / YOASOBI

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モンスターはモンスターでも「怪物」の方。TVアニメ「BEASTARS」第二期オープニングテーマで、アニメの主人公はハイイロ「オオカミ」

なんとなくだけど、どうしても美玲が歌う歌には「本能」という言葉が入っててほしいなと思ってて、「誰も」や「君」が "己を貫けない自分" であれば、美玲自身が強くあろうとする思いを歌えるんじゃないかって、そんな解釈をしてみました。

あとはちょっと電子音的な方が美玲には似合うかなと、そんなイメージ。

 

 

 

黒埼ちとせ

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こちらもカバー曲にプロデューサーの業の深さが出るアイドルTOP3に入る(個人調べ)と勝手に思っています。

薔薇や月や吸血姫という言葉に合わせて直球で攻めるか、それともちとせさんを語る上で避けられない "死" を主眼と置くか。こちらも音楽の方向性は近そうなものの選択される楽曲はバラバラになりそうなイメージです。中の人の歌唱力も高いので何でもできそうよね……。

 

good night / Every Little Thing

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どんな別れなら 悲しまずにいられるだろう

「冗談だよ」って いつもみたいに

戯けて 笑ってみせて

ELTの名曲「good night」です。個人的に「別れ」の歌で一番好きな歌です。いつかくる黒埼ちとせさんとの別れの時、魔法使いさんや千夜ちゃんはこんな思いであるのかなと考えるし、そうであってほしいと思う自分も居る。

冒頭に挙げた歌詞の続きの部分である

誰にも言えずに 長い夜をただ一人で

どんな想いで、どんな想いで 居ただろう

というところは、ちとせさんがアイドルになる前のことを思い浮かべているようにも見えて、ただ好きなだけじゃなくてすごく良い選曲だと個人的に思っています。

あとはちとせさんの綺麗な歌声がとても合うと思うんですよね。ラスサビの伸びとか、その後の部分とか絶対に良い感じになるはず。

 

夜に駆ける / YOASOBI

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小説を音楽にするユニット「YOASOBI」の初の楽曲。

黒埼ちとせは夜に囚われて生きるのではない。

アイドルとして、夜に駆け出していくんだ。

そんな思いからこの歌を挙げてみました。「僕」がちとせさんであれば、「君」は魔法使いさんの部分もあれば、千夜ちゃんの部分もある、そんな解釈ができる歌です。そして純粋に私がちとせさんのカバーが聴きたくて、そして純粋にデレステでやりたい。ちとせさんのカバーとして個人的イチオシ曲。

 

宝石になった日 / BUMP OF CHICKEN

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君は夜の空を切り裂いて 僕を照らし出した稲妻

あまりにも強く輝き 瞬きの中に消えていった

ちとせさんと出会って、Fascinateのコミュを読んでちとせさんを知った時、私は本当にこの歌詞のままの気持ちでした。私にとって、「宝石」が「黒埼ちとせ」さんであり「ちとせさんとの思い出」です。

最期の時にも

忘れないから 笑っていける 涙越えても ずっと君といる

と言えたら良いなあと思っています。

 

ナイトフィッシングイズグッド / サカナクション

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夜だけに見られる、理想の夢の中で過ごす……

そんな幻想はたしかに理想だったけど、

いつか目覚める朝が来る。

デレステのストーリーコミュ第65話「Story of your Life」の最後より、ちとせさんのモノローグ。そんな幻想があるのならこんな世界なんじゃないかというイメージで選びました。サカナクション「ナイトフィッシングイズグッド」です。アルバム「NIGHT FISHING」のリード曲。少しクラシック音楽の雰囲気もあるので、ちとせさんには意外に合うのではないかと思っています。特にちとせさんの声でラララの部分を聴きたいんですよね。

ラララ きっと僕が踊り暮れる 夜の闇に隠れ潜む

ラララ ずっと僕が待ち焦がれる恋のような素晴らしさよ

 

 

 

 

カバーに合う曲を探している間、いろんな曲を聴いていたのですが「あれもいい!これもいい!」になって結構絞るの大変でした。歌って欲しい曲っていっぱいあるよね。

Co編もやるので良かったらその時また見に来てください。

 

Jwelries! 004 リクエスト申込は下記リンクの一番下からどうぞ。

columbia.jp

 

 

 

 

「14平米にスーベニア」に久川凪のアイドルとしての夢を見るか

この記事は「14平米にスーベニア」を試聴して自分が感じたこと、思ったことを勢いで書き上げたものです。私の担当アイドルのシンデレラマスターの試聴公開を控えて、よもや自分が他のアイドルのソロ曲の話を先にする日が来るとは思っていませんでした。

5月7日から試聴がスタートした久川凪の待望のソロ曲「14平米にスーベニア」を皆さんお聴きしましたでしょうか。

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こんな心地良い音とリズムで構成された曲、あまりに自分の好みどストレートすぎました。音が良すぎて無限に聴いていられる。作曲・編曲を担当しているemon(Tes.)さん天才すぎてありがとうとしか言えない。

そして歌声が完璧に「久川凪」なんですよ。いや、凪が歌ってるんだから当たり前なんですけれど。開幕の「いえーい」のテンションの安心感、わかります?わかりますよね?そもそもラップで歌詞も曲の展開も変化が激しくどこまでも歌うのが難しいような曲だと思うのですが、久川凪そのままを表現して歌っているCVの立花日菜さんってすごい方なんだなあと改めて思った次第です。歌を聴いてるだけで凪の表情が手に取るようにわかる気がするんですよ。もうすごい。

可愛らしい音色にころころと展開が変わるメロとサビに不思議な歌詞と久川凪というアイドルにとてもぴったりなこのソロ曲、改めて歌詞を見てみるとまだ試聴部分で2分の歌詞でしかないのに自分の中に稲妻が走ったのでここに筆を取りました。誤字脱字等もあるでしょうし、間違っている部分もあるかもしれません。私個人の考えとして読んでいただけると幸いです。

 

 

久川凪にとってアイドルは自分だけの空間を得る手段である

「14平米にスーベニア」の話をするために必要なことだと思ったので、まずは久川凪の話をします。

詳細は省きますが、久川凪は久川颯がオーディションを受ける際に保護者という形で徳島から東京へ同行し、颯がオーディションを受けている裏でプロデューサーと遭遇し、スカウトされることでアイドルとなった14歳の女の子です。最終的には颯と共にmiroirという双子のアイドルユニットを結成することになり、先輩アイドルとも関わり合いながらアイドルとしてのいろはを学び、ステージを成功させてアイドルとしてのスタート地点に立つわけでありました。

ここで重要なのは久川凪自身は最初からアイドルになろうと思っていたわけではない、ということです。これは私の担当アイドルである佐久間まゆや黒埼ちとせもそうなのですが、"アイドルになる"とは何かを成し遂げるための手段であった、ということですね。前者であればプロデューサーの近くにいるための、後者であれば白雪千夜に自らが居なくなったときの居場所を作るための、といったところです。

久川凪がアイドルになった理由として考えられるのは「久川颯」の存在です。凪はその台詞回しが独り歩きしがちですが、実は颯のことを非常によく見ており、また、颯を大切に思っている描写が目立ちます。

「久川凪のメモリアルコミュ2」では、颯のためにレッスン場の下見をしている場面が描かれています。この時に久川凪自身が語ったアイドル活動とは「体当たり」です。自分自身は体当たりで挑んで、その経験を颯にフィードバックすることにより颯自身のアイドル活動が潤滑に進むようにしたい意図があるのでしょう。事実、久川颯のメモリアルコミュの方では凪のフィードバックのおかげかスムーズにレッスンができていたわけです。

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ライブ前に不安になる颯を勇気づけたのも凪でした

では久川凪は久川颯のためだけにアイドルになったのかと言うとそれもまた違うと言えるでしょう。凪が颯を支えるように颯が凪を支えるような場面もこれまた多く描かれています。特に独特な言い回しの多い凪と他のアイドルとのコミュニケーションの繋ぎをするのは颯の大きな役割です。つまるところ凪には颯が必要であり、颯には凪が必要であるということを凪が理解しており、颯もまたそのことを理解しているのだと思います。

さて、ここまでを整理しますと久川凪がアイドルになった理由は久川颯を支えるためと自分自身を颯に支えてもらうため、つまるところ双子を維持するため、とも言えますが、もう一つ語っておきたい話がございます。それはO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!のイベントコミュで描かれている"女子寮で凪と颯が別々の部屋で一晩過ごすことになる"というお話ですね。凪は唐突に女子寮に泊まりたいと言い出し、女子寮にて小日向美穂さんから「ひとり一部屋ずつ使える」という話を受けて「おぉ……夢のマイホームならぬ、マイルーム……。」と凪が言葉を漏らす第4話の場面です。

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二人の表情の差が印象的

この場面において颯と凪の考えは対照的で、「これまでずっと一緒だったから離れるのは寂しい」と考える颯に対し、「自分の場所がほしい」と考える凪。これは私の考えなのですが、「久川凪は自分だけの空間を得るキッカケをずっと探していたのではないか」と思っています。

例えば、凪がスカウトされずに颯がオーディションに受かった場合、颯が上京して離れ離れになることは明らかであり実家の徳島で自分だけの空間を得ることができていたでしょう。もちろん凪がスカウトされ颯がオーディションに落ちた場合も上京するのが凪に置き換わるだけで自分だけの空間を得ることができていたというところに変わりはありません。つまり、私が考える久川凪にとってのアイドルとは「自分だけの空間を得るための手段」だった、と思っています。だから二人でアイドルになったとしてもそこだけは譲れなかった。それが女子寮に泊まるという発言になり、ひとり一部屋ずつ使えるという言葉に思わず漏れ出た「夢のマイルーム」なのだと思っています。

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本心はどうであれ凪自身もこう言っていますので

メタ的な話を言えば、シンデレラガールズのアイドルはキャラクターが個人として認識され、ボイスが付き、ユニットを経て曲を貰って歌を歌う、という面がありますが、miroirやVelvet Roseは全くの逆で、ユニットと曲を貰ったところからシンデレラガールズの物語がスタートしています。つまり辿る道も逆順になることを意識しているのであれば、彼女たちの終着点は個々として認識してもらう、miroirであれば「双子」ではなく「久川凪」と「久川颯」として独り立ちする物語であると言えるでしょう。そういう意味でも「自分だけの空間を持とうとする」久川凪はこのテーマにおける大きな一歩であり、スタート地点であると私は思っています。

もちろん、久川凪がアイドルにとって特別な感情がないとは言いません。颯や他のアイドルとのアイドル活動はもちろんのこと、隣にいるプロデューサーとの軽妙なやり取りをしながらのアイドル活動は凪にとってかけがえのないものであり、今ではむしろそれ自体を楽しんでいると言えるでしょう。

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凪から見たPは凪を理解してくれる人だと思っている節も

 

 

「14平米」は"アイドル"久川凪である

前段からずいぶん長い話をしてしまいました。ここから「14平米にスーベニア」の話をしていきます。と、言っても、おおよそ全て話してきました。この歌をそのまま読むと上京した子が賃貸契約して自分だけの部屋を得て新生活に期待を抱いている、という感じです。さて、ここまででそんな子がいましたね。久川凪です。わーお、直球。

まあまあ、とりあえず以下の画像をご覧ください。下記は久川凪に初めて実装されたプラチナオーディションガシャのカード、いわゆる恒常SSR[オフタイム・ナギルーム]久川凪の特訓エピソードの一部分です。

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なんとなく「14平米にスーベニア」の試聴部分の歌詞そのままに見えませんか。結論から言えば、「14平米にスーベニア」の試聴部分は上で述べた「久川凪がアイドルになったところ」までを描いていると私は考えています。

細かい紐解きをする前にまずは"14平米"ついて考えていきたいと思います。試聴部分の歌詞を文字に起こして読み解くと、サビ部分に

14平米にスーベニア

まだ余白だらけのワンルーム

とありますので、14平米はどうやらワンルームの広さでありワンルーム自体を表していると言えるでしょう。他の部分の歌詞では

自分だけの部屋なんだ 好きだらけにするんだ

思うまま最高な 今自分ナイズ

ともありますので、このワンルームは自分だけの部屋のことであるとも言えそうです。

部屋の広さを表す数ある言葉の中から14平米という言葉が選ばれたのは、久川凪の年齢である14歳の数字と一致しているという面も大きいと思いますが、14平米という広さが絶妙な広さであるというところも挙げられます。14平米とはおおよそ8畳前後です。一部屋8畳前後であれば単身者が一人で住むには十分なスペースであると言えます。この歌の人物を久川凪に置き換えた場合、自分だけの部屋は女子寮の部屋ということになります。女子寮の部屋は美穂から1Rもしくは1Kという発言がコミュ内でありますのでその大きさが14平米だと考えてもそう外れてはいないでしょう。

先程のコミュの画像の台詞も見てみましょう。女子寮暮らしに慣れてきた凪は部屋を凪流にナギナイズして誰のものでもない部屋を凪らしくすることを楽しいと述べています。そしてアイドルにも慣れてきたので凪に合わせて大改造するチャンスだと続けています。凪の中の感覚では女子寮の部屋もアイドルも近いもののようです。彼女が得た自分だけの部屋はアイドルにならなかったら得られなかったかもしれない部屋であることも考えれば、"14平米"を"アイドルである久川凪"に置き換えてもおおよそ意味は通じると思います。

"14平米"をアイドルと考えれば、意味が変わってくる歌詞もありますね。

判子をついたら賃貸契約 いい箱作ろう新生活

賃貸を借りることにおいても契約が必要ですが、これはアイドルでも同じですね。労働だって契約が要ります。アイドルマスターシンデレラガールズの事務所におけるアイドルは個人事業主か労働者なのかはわかりませんが、少なくとも判子をついて契約書を交わしていることは間違いないはずです。

上京 初の単独行動 目指すは買い物スポット

買えるだけ 買うができない

バグか? いいえ おこづかい制です

 14歳の女の子がアイドルとしてのお給料を全額懐に入れるのは無理がありますね。お給料であれば14歳の女の子が買いたい物を買えるだけ買うことができるかもしれないですが、その辺りは保護者が管理していて使える分はおこづかいとして与えられるのが普通でしょう。初の単独行動についても久川姉妹ではなく「アイドル久川凪」が誕生したからこそ凪ができるようになった、ということを表しているとも言えそうです。

 

 

「14平米"に"スーベニア」であり「14平米"が"スーベニア」である

ここから先は"14平米"をアイドル久川凪と同一のものとして扱うことで話を進めます。

自分だけの部屋なんだ 好きだらけにするんだ

思うまま最高な 今自分ナイズ

 [オフタイム・ナギルーム]久川凪の特訓エピソードそのままの歌詞ですね。コミュそのままを読み取れば、「自分だけの部屋を自分らしく飾り付ける」「凪らしい、自分らしいアイドルになる」という思いでしょうか。しかし、続く歌詞はその思いから見るとずいぶんと小さな一歩です。

まずは様子見 とりあえず無課金

お手元のカメラで街角スナップ

季節知らずの桜咲かせ 可愛い概念出会えました

一枚もらってもいいですか

許可取りOK ライティングOK

猫が大きくあくびした

 久川凪の趣味である写真がまさかこんなところで脚光を浴びることになるとは想定外でした。ここで撮ったこの写真は後に"14平米"に飾ることとなります。

私が思うに、久川凪がアイドルになった時、久川凪自身が思う自分にできるアイドルっぽいことがこの「可愛い写真を撮る」ことだったのではないでしょうか。凪の趣味は3つあり、「写真」「ポエム」「読書(新書)」です。後ろ2つについては"一般的"なアイドル像とはかけ離れていますので、消去法的に凪が写真を選択して自分が思うアイドルっぽいことをやってみたのだと思います。アイドルとして駆け出しで経験も少なくレッスンもまだまだこれからとなると凪自身の引き出しの数は限られています。それが「様子見」と「無課金」という言葉に現れているのでしょう。どんなゲームでも無課金であれば今持っている装備で戦わなきゃいけませんしね。

猫が大きくあくびをするのはその凪の姿がアイドルとして「退屈」に見える、という考えは少し邪推しすぎ、かな。

14平米にスーベニア

お土産に写真飾ろう

笑ってしまうの 笑っちゃうだろうな

 試聴部分において私の心を真に掴み、そしてそのまま攫っていった一節です。

最初、「久川凪が自分だけの部屋に自分だけの第一歩として写真を置いて、これからいっぱいにしていくであろうこの部屋への期待に笑みをこぼした」と思っていました。もちろんその旨も含まれているとは思うのですが、自分の中で引っかかっていたのは「果たして、久川凪はそんな表情をするキャラクターだっただろうか」というところです。ガランとした部屋にぽつんと写真が1枚だけ飾られた時、彼女は自嘲気味に笑うのではないかと思ったんです。もし、期待に笑みをこぼすのであれば「笑ってしまうの」や「笑っちゃうだろうな」のどちらか一節だけで良かったのではないかと。笑う表現が2回入ることで「笑ってしまう」凪を凪自身が第三者目線で見て「笑っちゃう」という表現なのではないかと考えました。やりたいことがあっても今の自分にできることはまだこれだけ、これがせいいっぱい。そんな笑い。

14平米にスーベニア

まだ余白だらけのワンルーム

だから詰め込めますね 愛すべき夢と現実

 だから彼女はこの余白だらけのワンルームに「愛すべき夢と現実」をこれから詰め込んでいくわけです。ここで夢だけじゃなくて現実を詰め込むのがとても凪らしい気がします。凪はかなり好奇心旺盛で最近なんかは大道芸のショーに自分から参加するぐらいです。経験を考えて次に活かす経験を重視するタイプのように見えます。現実は「今できること」という意味もありますが、「やっていること、やってきたこと」という意味で思い出という意味にも取れるのではないかと思います。写真を置いたのも今できる彼女の「現実」ともやってきた「現実」とも言えますしね。

タイトルにもある「スーベニア」ですが、これは「思い出になるような記念品・土産物」という意味です。試聴部分でスーベニアに当たる部分は「写真を撮るに至った行為及び撮った写真そのもの」と考えるのが自然でしょう。夢と現実であれば間違いなく「現実」の部分です。14平米にスーベニアを飾っていくのであれば、"14平米=アイドル"として考えた場合、アイドルとしての経験や思い出をアイドルにフィードバックしていく、というところでしょうか。先に述べたようにアイドル活動は体当たりと述べる凪らしい考えとも言えます。また、「写真を撮るに至った行為及び撮った写真そのもの」をスーベニアと呼ぶのであれば、アイドルにならなかったらスーベニアって存在していないんですよね。スーベニアがアイドルとしての思い出であれば、アイドル自体が久川凪にとってのスーベニアといえる可能性もありますね。

 

 

「14平米にスーベニア」に久川凪の夢を見るか

では詰め込めると述べている「夢」とはなんでしょうか。試聴部分を見てみても直接「夢」に当たりそうな部分は無さそうに見えます。「ワンルームに詰め込める」というところから「スーベニア」もしくは「自分だけの部屋なんだ 好きだらけにするんだ」の辺りでしょうか。「現実」と対比するにあたって「空想」や「理想」の意だと思うのですが、彼女が現実を見て自嘲したことを考えればここは「理想」と見るのが良いかなと思います。彼女が写真を飾って自嘲したのもそれは自分が思う理想からかけ離れているからであって、そうであるならば理想との差異を埋めていきたい思いはあるはずです。

 

久川凪のアイドルとしての理想とはなんでしょうか。

 

前段で「凪がアイドルになったのは自分だけの空間を得るため」と述べました。ここでもう一つ語っておきたいのは「久川凪がアイドルになることをプロデューサーが望んだから」彼女はアイドルになったというところです。Nカードである久川凪の特訓エピソードでそのようなやり取りが描かれています。自分が望んだからアイドルになった久川颯とは全く正反対なんですね。最初からアイドルというものに明確な目標や理想がある颯と違って、凪のその辺りの話はかなりぼんやりとしています。[オフタイム・ナギルーム]久川凪の特訓エピソードでは自分の自由を肯定してもらった上で「凪は凪らしく、アイドルはアイドルらしく」という発言がありましたが、特にこの辺りを掘り下げているエピソードはなかったと思います。他の特訓エピソードを見ても凪が自発的に何か希望を述べるよりはプロデューサーが用意した形でアイドルをやっているような描写が多いです。

言ってしまうと、現段階では凪のアイドル活動はプロデューサーにかなり依存しています。それもそのはず、[O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!]久川凪の特訓エピソードでは下記のようなやり取りがあります。

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これから意味をつくっていく――凪にとってのアイドルはアイドルになってからつくっていくものだったわけです。そんな彼女がプロデューサーと共にアイドルとしてたくさんの経験を積んで、そして彼女のためだけに用意された歌に突如表れた「愛すべき夢」という言葉。久川凪が語るアイドルとしての夢、気になりませんか。その答えがフル尺に眠っている感じがしませんか。

ここまで述べておいてこんなことを言うのもアレですが、試聴部分から先で描かれることは「愛すべき夢と現実」の部分だと思いつつも最終的にマイルームに何も詰め込まない可能性もないわけじゃありません。なにせ「詰め込みますね」じゃなくて「詰め込めますね」って歌っているんですよ。読み方次第じゃ「詰め込むことが可能です」ってところで止まってるかもしれない。予想がつかないところが久川凪の強みとも言う。早く発売日になってほしい……。

 

 

 

おわりに

私はこの歌を聴いて久川凪のことがとても愛おしく感じました。ここまで述べてきた解釈が正しいのか正しくないかは置いておいて、たった一人のキャラクターの初ソロ曲で一人の人間の心をこれだけ動かした、もうそれで良い気がしました。

久川凪のこと、最初からずっと気にしていたんですね。自分の名前と近いからというのもありますし、強烈な個性を持っているキャラクターでもありますし。凪のあの強烈な個性や言い回しって本人にとっては自然体なんですけれど、周りから見たらやっぱり異質な感じもあるじゃないですか。「自分らしく」を貫くことって大変なことだと思うんです。目立つって時には悪いこともありますし。

彼女を強く意識するようになったのは自分の担当アイドルである佐久間まゆが登場していたcomic cosmicのコミュで"久川颯のアイドル像"というものに触れてからでした。久川姉妹の二人の活躍を応援したいな、と強く思うようになったのと同時に"久川凪のアイドル像"とは何か、をものすごく考えるようになりました。ただ、凪についてはデレステのコミュやカードでは颯ほどはっきりと描かれるようなことはありませんでした。この辺りは黒埼ちとせと白雪千夜もそうで、カードやエピソードの数が同じでも物語が進む速度が二人の間で全然違ったんですね。この速度の差は「相手をアイドルにするための存在だった」というところが大きかったのかな、と私は考えています。つまり、本当の意味での自分のアイドル観というものが定まるには相手がある程度自分の手を離れてアイドルになっていないといけない、ということです。彼女たちが新アイドルとして追加されてかなりの時間が経ちました。颯も千夜もアイドルとして成長している描写が増えてきています。そんなタイミングで黒埼ちとせと久川凪のソロが出る、ということが決まった時、「彼女たちがどんなアイドルなのか、どんなアイドルになりたいのかがこの歌にメッセージとして込められているかもしれない」ということを思いました。 久川凪については、彼女が自分だけの部屋で初めて吐いた独白にこそ彼女自身の強い思いが乗っていて、だからこそこの「やっていきましょう」という言葉があるのであれば、彼女はアイドルに何かしら意義を見いだせる存在だと思っています。

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凪が直球で本心を語る数少ない場面

 だから、私はこの「14平米にスーベニア」に久川凪のアイドル像を、久川凪の夢を、夢見ています。試聴段階を聴いただけではありますが、フルには久川凪のアイドルへの思いを見つけることが、もしかしたら私にもできるのではないだろうかと思っています。久川凪の考える自分らしさみたいなものを知りたいと思っています。

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最近は少しずつ答えに近づいてきている気がします

ここまで語ってきましたが、久川凪については担当アイドル以上にのめり込んでいる部分が自分としてあるなあと思いました。凪・颯担当Pである友人とは凪と颯の話をこれでもかというくらい交わしてきたわけなのですが、友人は私のことを「いつか久川凪の担当になるだろう」と思っていたそうです。私ははーちゃんのことがかわいいと言い続けてきたのではーちゃんの担当になるかもしれないと自分自身を評価してきましたが、どうやら久川凪が大本命だったようです。わーお、私が久川凪の担当になる衝撃の瞬間はCMのあと。

というわけで「14平米にスーベニア」のフル尺がとても楽しみです。そして、私の担当アイドル「黒埼ちとせ」のソロもいよいよ発表です。「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 058-060 黒埼ちとせ・砂塚あきら・久川凪」は2021年5月19日発売。ぜひ購入して聴いていただけると嬉しいです。

 

 

限界オタクの シンデレラガールズ Happy New Yell !!! 個人的感想

あけましておめでとうございます。

そして、シンデレラHNYこと、「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Broadcast & LIVE Happy New Yell !!!」お疲れさまでした!

両日見ましたが、あまりにも最高のライブだったので勢いに任せて感想を書きました。限界オタクなんで限界になって書きました。1から10まですべての楽曲が素晴らしいライブだったのですが、自分が強く印象に残った曲の感想を書きました。あまりに見てほしいので自分が印象に残った曲のアーカイブの披露時間まで書きました。

 

何が言いたいのかと言うと、別にこのブログなんて読まなくていいので、今すぐ下記ページからアーカイブを両日買って、コーヒーでも紅茶でもお酒でも片手にゆっくり見てくださいってことです。1月18日の23時59分まで見れます。よろしくお願いします。

vc.asobistore.jp

 

 

 

 

 

03. 命燃やして恋せよ乙女 (Day1 27:50/Day2 29:39)

歌うメンバーの自由度の拡張とオリジナルメンバーの口上のアップデートには恐れ入りました。11歳の遊佐こずえで年齢の壁を取っ払い、特徴的な声質の森久保乃々で曲の雰囲気の壁も取っ払う采配には脱帽です。

「こずえ おとめ」の衝撃とオリジナルメンバーの「今年こそ流されない」→「今年も17歳」のオチへの繋ぎもお見事としか言いようがないです。初笑いはここで確定。

今回のライブはAR以外でもいつもと違います、をこれでもかと3曲目で見せつけた1曲だと思いました。

 

 

04. Never ends (Day2 34:18)

加蓮がシンデレラガールを取ってから初めてのライブだったことを考えると、Never endsは間違いなく目玉の1曲であって、こんな序盤に持ってくるとは思ってなかったです。終わらない、ということを最初に伝えたかったからかな?と思ってたけど答えは……。

曲の入りの台詞もそうだったけど、渕上舞さんが終始気合が入ってて、目力が半端なかったです。シンデレラガールは強い。

あとは加蓮が終始目立つのは当然なのですが、神谷奈緒役の松井恵理子さんがずっと笑顔で歌っているところや、一ノ瀬志希役の藍原ことみさんの佇まいが完全にしきにゃんなところも見どころ。来年の総選挙も楽しみです。

 

 

07. Snow*Love (Day1 45:51/Day2 46:53)

落ちサビをソロで歌うよしのんと藍子ちゃんがあまりにも尊すぎます。

そこからの「もどかしくて仕方ないんだ!」のはしゃぎ方があまりにも素敵すぎるDay1の早坂美玲とDay2の喜多見柚、見て。見て!!!!!

また、Day2の高森藍子役の金子有希さんはこの曲だけじゃなくて、この日の全ての曲でキレッキレで素敵なパフォーマンスしているので是非注目して見てみてください。

 

 

08. Sing the Prologue♪ (Day1 50:26/Day2 51:28)

デレステで3DMVを見れないからこそ声を大にして言いたいこと。ダンスが可愛い!!!!!!!!!!!そして今回歌ってるメンバーの選出があまりにも文脈。

特にDay2の加蓮は、一つのゴールであるシンデレラガールを取ってもNever endsで終わらないことを歌って、その先でプロローグを歌うのはあまりにもずるい。ずるい人。

Day1はやはり辻野あかりと砂塚あきらで、7人の新規追加組にとってシンデレラガールズはまだまだ序章の物語です。これからの新しい物語への高揚感をこの曲で高らかに歌うのは反則の部類。好き。

 

 

12. Seacret Daybreak (Day1 1:18:37)

AR演出で神殿が立って目が点になって、なんなら後ろの柱がARじゃないのに神殿の柱になってて天才って思いました。

難しい歌唱も初披露の7thナゴドより更に完成度が高くて(えっ、今日はもうここが最終ブロックでは……?)ってなりました。

あとは、髪色まで染めた飯田友子さんは速水奏の具現化。美しすぎるし、そこまで寄せてきた王子の気持ちが本気なんだって伝わってくるのものすごい良かったです。そして、初センターだからこそ思いの乗った新田美波洲崎綾さんの歌声に最大級の賛辞を。

 

 

13. Claw My Heart (Day1 1:23:31)

シンデレラガールズに本格的にハマった日から、私はずっとこの時を待っていました。

Secret Daybreakから間髪入れずに始まるロングイントロのピアノとドラムの音色、ピンクの照明から暗闇に白のスポットライトが当たった時、私の呼吸は止まりました。

早坂美玲を演じる朝井彩加さんは眼帯をしていました。きっと眼帯を付けてパフォーマンスしてくれるって思ってはいたけれど、∀NSWER以外で初めて朝井さんが眼帯を付けてステージに立ってくれた曲になりました。だって眼帯は早坂美玲にとって特別だから。左目には夢を映すから。

"Claw My Heart"という静寂を切り裂く歌声とともに表示される「♪ Claw My Heart/朝井彩加」の文字を見て涙が止まりませんでした。5th宮城で初めて美玲がライブのステージに立ってから色々な曲を歌ってきたけれど、演者の欄に彼女の名前しか書かれていないのはこれが初めてで、これが"早坂美玲のステージ"なんだって思ったら、今まで見てきた光景が、走馬灯が流れていってもう耐えられませんでした。

ここまでのライブ演出はARを効果的に取り入れて配信ライブに相応しい形を取っていたけれど、この曲にはARがなくて、いつものライブと同じようにレーザーとライトの光の演出をふんだんに取り入れてさながらデレステのステージMVのようでした。

朝井さんのすごいところはそのダンスの動きの大きさで、あれだけ姿勢を低くしたり、腕を振ったりできるからこそ、特殊な演出なくても魅せられるんだろうなあと思うし、カメラワークもそれに合わせて適切に抜くものだからAR演出がなくても見応えがあったと思いました。ラップパートからラスサビまでのカメラワーク、歌声、ダンス、光の演出、ぜひみんなに見て欲しい。この楽曲とこのステージこそが今の早坂美玲というアイドルです。

朝井さんの歌声は歌い出しから震えていて、たぶん涙を堪えていたんだと思っています。それでも涙を見せなかったのは早坂美玲は強がるからで、そんな早坂美玲を最後まで演じきった朝井彩加さんに感謝を……そしてあなたが早坂美玲を演じてくださって、担当プロデューサーは心から幸せ者だと思いました。ありがとうございます。大好きです。

 

 

12. Needle Light (Day2 1:17:45)

こちらも曲中のみサイバーグラスの眼鏡を必ず装着するという演者の思いが伝わる大切な1曲。

Day1にあれだけ多種多様のAR演出を見せつけておきながら、まだそんな切り札を持っていたのかと言わんばかりの「眼鏡越しのAR演出」で、個人的AR演出部門のMVPです。このAR演出だけでも見る価値があります。

 

 

13. 躍るFLAGSHIP (Day2 1:22:57)

本公演の初センターとして堂々たるパフォーマンスをしていた小日向美穂役の津田美波さん。そんな小日向美穂ちゃんDay2唯一のオリジナルメンバー楽曲です。

Needle Lightから繋がるダンスミュージックの流れから開幕の「待っててね」で完全に3chord楽曲の世界に引き込み、完璧に歌いきった二人にスタンディングオベーション

あとやっぱりミフメイさんの楽曲はテンション上がります。この音圧を是非次こそは現地で摂取したい……。

 

 

14. JOKER (Day2 1:27:44)

個人的にめちゃくちゃ楽しみだった1曲。EMBER LASTのユニットロゴ降りてきた時あまりにカッコよすぎて声出ませんでした。

歌ってるメンバーがみんな歌がうまいのは疑う余地はないけれど、生歌であの完成度は凄すぎるし、あれだけ気合が入ったAR効かせてたのはARをド派手に入れないと歌が凄すぎて負けちゃうからじゃないかなと思うくらいには強かったです。松永涼役の千菅春香さん、JOKERでの強弱の抑揚の付け方がセクシーすぎる。

 

 

16. Take me☆Take you (Day1 1:46:43)

シンデレラガールズの楽曲で「無条件に泣いてしまう曲」が私にはあって、それがこの"Take me☆Take you"です。

この歌は私にとって「お願いシンデレラ」の一つのアンサーソングだと思っていて、この曲の生まれた経緯やどうしてそう思うかみたいな細かい話は端折りますが、「光り始めてる 輝く日のために」と「Keep on シャイニー! 進み続けなくちゃ」とか「夢は夢で終われない」と「覚めない夢は 始まったばかり」とか対になりそうな部分がいくつかあります。

さて、話を戻しまして、今回この歌を歌ったのは #ユニット名募集中 の3人である辻野あかり・砂塚あきら・夢見りあむの3人です。

#ユニット名募集中 の3人が揃って"Take me☆Take you"を歌うこと自体が十分エモいんですけれど、私個人としては辻野あかり・砂塚あきら・夢見りあむの3人がこの歌を歌ったことの意味がものすごく大事だと思っていて、3人ともアイドルになった経緯がバラバラで、"アイドル"というものに強い思いがあったりなかったりして、アイドルになってから頑張ってきたことはあるけれど、それでもその頑張りにはプラスだけじゃない感情もあって、それでもこうして少しずつアイドルとして物語が描かれてきた中で、辻野あかりが、砂塚あきらが、夢見りあむが「夢に向かって進んでいくこと」や「挑戦し続けること」を歌うってとてもエモいことだと思うんですよ。特に歌い分けが完璧すぎて、この3人の誰に着目したって歌詞で無限に涙流せてしまう。

この曲を経て、この3人と3人それぞれの物語は「誰も止められない」し、「思い描いたその景色を魅せてくれる」と強く思いました。

なんでこんな意味わからないことを無限に書き残しているかと言うと、自分の中で辻野あかりがあまりにも腑に落ちてしまって、「いつかの課題点 今では得意顔」の歌ってる時の表情や「躓きそうでも 迷いそうでも」で二人と視線を合わせる姿をする梅澤めぐさんが自分が思ってる辻野あかりそのままで釘付けになったし、「きっと 私が見せてあげたい」で自分が辻野あかりのプロデューサーであるみたいな錯覚を起こしていました。というか、最初からそうだったのかもしれない。どうしよう。助けてください。

 

 

17. 春恋フレーム (Day2 1:51:23)

きっと多くの人が待ち望んでいたはずの上条春菜さん初めてのオリジナルソロ楽曲。

上条春菜役の長島光那さんはNeedle Lightでもそうなんですけど、声の通りが良くて、軸がしっかりしてるというか、ブレなくてめちゃくちゃ綺麗な歌声をしているんですけど、春恋フレームでは歌い出しからずっと歌声がブレてるんですよ。

これは歌が上手いとか下手だとかそういうことじゃなくて、ありったけの気持ちを乗せてたんだって私は思っています。それが最後の「私を好きですかー!」の叫びに繋がって、歌い終わった後のあの表情に繋がったんだと思っています。

あれを聴いてしまったら、見てしまったら「大好き」と返すほかない。あの瞬間だけは眼鏡かけたってかけてなくなって誰もが上条春菜のファンで上条春菜の担当プロデューサーです。

 

 

18. 世界滅亡 or KISS (Day1 1:55:37)

このライブのDay1でやるはずの楽曲群の中で、担当を除けば一番聴きたくて一番パフォーマンスが見たかった、それくらい自分の中で大好きな楽曲です。

喜多日菜子役の深川芹亜さんが繰り広げる妄想ワールド全開な台詞に怒涛の勢いで表示されるARの嵐、これがほぼピッタリ合っていることで掴みはバッチリ。

目まぐるしく変わる喜多日菜子の妄想ワールドをARを用いて再現し、冒険し、最終的には決意した日菜子によって迎える感動のエピローグ……設定が雑だとか、展開が目まぐるしく変わりすぎだとか、物語がご都合主義だとか、そこが日菜子らしいところで良さの塊なんですよ。日菜子にとってこの壮大な妄想の世界もたぶん日常の1ページでしかないのです。でもその何気ない日常の1ページに探し続けた王子様ではなく魔法使いさんと運命を共にしたの感情じゃないですか?泣けますよね?私は曲買って初めて聴いたときに泣きました。ライブでも泣きました。

何が凄いかって言うと、これをやり遂げた深川芹亜さんです。変わり続ける雰囲気に合わせて歌い続けて、表情まであわせて、最後の日菜子の台詞までやりきって、あの時ステージに立っていたのは紛れもなく喜多日菜子というアイドルでした。

あまりにも好きすぎて世界滅亡 or KISSは泣き曲だと私は友人にずっと言い続けた結果、友人から「よくわからないけどライブ見て本当に泣けてきてしまった」というお言葉をいただけたので、私はこれからも世界滅亡 or KISSはすばらしい歌で、泣き曲ですって言い続けたいと思います。

ちなみに、喜多日菜子の妄想の物語の登場人物が一体誰を表しているかは、皆様の"妄想"におまかせするのが筋だと思います。魔法使いさんと喜多日菜子さんが幸せでありますよう。

 

 

18. 思い出じゃない今日を (Day2 1:54:48)

喜多見柚さん待望のオリジナルソロ楽曲にして、このライブでの披露がフル尺の初解禁。このライブのDay2でやるはずの楽曲群の中で、一番楽しみにしていたと同時に一番聴くのが怖かった楽曲です。

喜多見柚役の武田羅梨沙多胡さんのこれまでのライブの挨拶を覚えているでしょうか。もしBDを持っているのであれば、この機会に全て見直してから見てもいいくらいのステージでした。

これは柚担当ではない私が多くを語るべきではない歌ではありますが、喜多見柚のことを誰よりもずっと考え続けてきた武田羅梨沙多胡さんと柚とずっと歩んできたプロデューサーさんが居たから生まれた歌だと思っていて、だからこそ歌声が、歌詞が、表情が、一つ一つ心に届いてきて、最後の最後、武田羅梨沙多胡さんが、柚が笑って、少し目を伏せて、それでもまた笑顔をくれたことがあまりにも嬉しくて、我慢し続けてきた涙が決壊してしまいました。泣いてばっかりでごめん。でもこれで泣かないのは無理です。

AR演出もない、照明も演者さんをほぼ照らすだけ、ダンサーさんもいなくて、たった一人ステージの上部で歌っているのに、まるで冬の夕暮れの公園で、隣で喋っているような、こんなにもアイドルを近くに感じたのは初めてでした。個人的にDay2のMVPはこの歌とこの歌をこのステージで歌った"喜多見柚"さんだと思います。

喜多見柚と武田羅梨沙多胡さんと喜多見柚担当Pにはずっとずっと幸せであって欲しい。この曲が収録されるCDがもうすぐ発売されるからみんな買ってくれ……。

 

 

20. あらかねの器 (Day1 2:08:47)

藤原肇役の鈴木みのりさんの本気。

あまりの歌の上手さと影のシルエットに息を呑みました。AR演出が入り込む余地なんてない。

 

 

21. オルゴールの小箱 (Day2 2:09:23)

Day2のライブ始まる前に「今日はなおかれのオルゴールの小箱をやるから」って言い続けてきた私はイントロが聞こえた瞬間にガッツポーズだったのですが、演者が表示された瞬間に頭を抱えました。想像の100倍ぐらいすごくない……?歌いわけもそうだけど、全体的に重くない……?

あとはやはりセンターの松永涼千菅春香さん。Jokerで力強く艶やかに歌っていたのにこちらではとても優しく歌い上げていて上手すぎる……。

 

 

22. 君のステージ衣装、本当は… (Day1 2:18:21/Day2 2:14:28)

今回のライブがフル初披露にして、私が全く警戒してなくて刺されてしまった曲。

人によって捉え方とか歌詞の解釈だとか分かれそうな曲だと思いますが、曲調も歌詞もめちゃくちゃ好みでやられました。とてもアイドルっぽくて、そしてアイドルなのにシンデレラガールズらしくない雰囲気を感じる曲。そもそもオレンジの照明を当てられながらみんな切なく歌い上げるところがあまりにも良きで「あ~~~~~~~」ってなりました。特にDay2センターで歌っている荒木比奈役の田辺留依さんにはぜひ注目してみていただきたい。落ちサビで一人寂しそうに歌う複雑な表情が胸を打ちます。

歌っていたメンバーから行くと、地下アイドルから輝くステージに辿り着いたウサミンとかステージ上で大きく変わっていくオリメンでDay2センターな比奈さんとか学校とアイドルの姿が違いすぎるみくにゃんとかそれこそまだ学生である美穂さんや奏さんや美波さんとか激重感情垂れ流せそうなアイドルばかりではありましたが、私が語りたいのは佐久間まゆ

ここから先はライブ後にふと思いついてしまった私の創作の妄想なので読み飛ばしていただいても構わないのですが、

佐久間まゆ担当Pと佐久間まゆはきっとお互いを思い合っているとは思うのですが、まゆがアイドルを楽しいと思うたびに、プロデューサーだけを見ていたまゆが少しずつ外を見るようになっていって、それはプロデューサーにとってもまゆにとっても非常に喜ばしいことであるけれど、ふとプロデューサーがまゆと結ばれたいと思ったときに、自分だけを見ていたまゆが少し遠くに行ってしまったような気がして、そうなったときにプロデューサーは自分自身の気持ちが見えなくなってしまって、お互いに思い合っていたはずなのに、果たしてステージ衣装を着て輝く姿を見て、それを好きだと言えただろうか。

って、この歌に乗せて考えてしまったら「死」ってなりました。こんな名曲が近々発売するので絶対にCD買いましょう。買います。

 

 

23. Brand new! (Day1 2:33:19)

ボイスアイドルオーディションにて選ばれた辻野あかり・砂塚あきら・桐生つかさが歌う、軽快で心地良いメロディーの楽曲です。

初披露は実はこのシンデレラHNYではなく、1ヶ月ちょっと前にやった「9th Anniversary Memorial Party」だったのですが、この時はシンデレラガールズ関連初出演だったこの3人のうち、辻野あかり役の梅澤めぐさんが本当にガッチガチに緊張しておられまして、お世辞にも完成度が高いとは言えない……それでもその姿とかカメラに抜かれるところでの決めの笑顔を忘れないところとかが印象深くて、その時のBrand new!がめちゃくちゃ心に響いたことは間違いない……という感じでした。私は完全にやられました。

さて、それから1ヶ月、どうなったかといいますと……もはや別人では?というレベルの進化。もちろん固さが見えるところはあるのですが、それでも他のシンデレラガールズのメンバーと遜色ないパフォーマンスで、正直なところめちゃくちゃ驚きました。このBrand new!を共に歌っている砂塚あきら役の富田美憂さんと桐生つかさ役の河瀬茉希さんが歌もパフォーマンスも抜群に上手くて、それでもその二人に決して負けてない梅澤めぐさんのパフォーマンス……。

なんていうか、砂塚あきらと桐生つかさが、圧倒的なパフォーマンスで形を作ってくれるからこそ、辻野あかりが二人に活かされつつ、二人を活かしているような気がして、「あぁ、ユニットだ……」ってなりました。

というか砂塚あきら役の富田美憂さん、桐生つかさ役の河瀬茉希さんがカッコ良すぎる。富田美憂さんはTake me☆Take youとBrand new!で歌ってる時の雰囲気が全く違いますし、河瀬茉希さんはつかさ社長の「JKで社長」というデキるアイドルをステージで魅せていてただただ凄いと思うばかり。語彙力が足らない。凄いしか言えない。

 

 

23. One Life (Day2 2:30:27)

両日合わせて披露された中で一番驚いた楽曲で、松永涼さんのソロ曲を上条春菜さんと姫川友紀さんの3人で披露する、という形でした。

歌詞カードを開いて是非このステージを見て欲しいです。

心の声を ともに歌えば

進む先にも陽は昇るさ

視線を上げて 前を向いたら

期待も不安も背負ってさ

Only one life Just one life 行こうぜ 歌おうぜ

 今こうして大変な時期で不安もたくさんあるけれど、これが今を生きる私達へ、シンデレラガールズからのエールなんだって思いました。大好きだったOne Lifeという楽曲がもっともっと好きになりました。

 

 

25. OTAHEN アンセム (Day1 2:42:58)

私の担当アイドルである早坂美玲役の朝井彩加さんが楽器をやっていてびっくりしました(小学生並みの感想)

でもステージ上のみんなが楽しそうだったので良かったです(小学生並みの感想)

やっぱり夢見りあむってすげえわ……。どんな時であれ人を笑顔にする、お前が本物のアイドルや……。

 

 

26. 絶対特権主張しますっ! (Day1 2:47:18/Day2 2:43:36)

とにかくDay2の絶対特権です。一ノ瀬志希北条加蓮の絶対特権です。永久保存版です。特に勝ち誇った顔をする渕上舞さん演じる北条加蓮を見てください。

めちゃくちゃ羨ましかった……佐久間まゆの絶対特権見たかった……。

Day1は緒方智絵里新田美波白坂小梅小早川紗枝の絶対特権って書くとこちらも大概にエグいと思います。刺さる人、是非。

 

 

31. お願い!シンデレラ (Day1 3:20:57/Day2 3:17:18)

昨今の事情で普段のワチャワチャがないことで、貴重な"普通"のおねシンです。

そしてダンサーの皆さんも、いつも本当にありがとうございます。素敵なダンス、大好きです。

 

 

 

 

全体をまとめると、両日ともコンセプトにも合いつつ、初披露楽曲もふんだんに盛り込まれ、ARの演出も見応えがあり、セットリストの流れも無駄のない完璧なライブだったと思います。

特に注目したいのは「AR演出で魅せる曲」と「AR演出無しで魅せる曲」のメリハリ。ここがすごくしっかりしていて、今回は配信ライブという珍しい形ではありましたが、普段のライブ以上に盛り上がれる素敵なものでした。

 

 

シンデレラHNYの公式セトリはこちらから確認できます。

idolmaster-official.jp

 

idolmaster-official.jp

 

 

また、このブログやライブを見て、気になる曲がありましたら是非公式の下記URLより購入やダウンロードしていただければと思います。

columbia.jp

 

columbia.jp

 

 

今は大変な時期でなかなかライブがやれない、行けない、見れないと辛い時期ではありますが、今回のライブで受け取ったエールを聞いて、私は頑張ろうって思えたのでそんな力を与えてくれるライブ、是非アーカイブで見ましょう!よろしくお願いします!

 

 

 

「刺激的な夢を描こう」

2020年4月22日になりました。 

時が経つのは早いもので、2018年4月18日に「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 016 ∀NSWER」が発売してから約2年経ちました。

 

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 055-057 早坂美玲・藤原肇・夢見りあむ』が本日発売です。

私の担当アイドルである早坂美玲にとって初めてのオリジナルソロ曲「Claw My Heart」が収録されております。早坂美玲というアイドルの全てを乗せきった、最高にカッコいい"最強"の1曲です。2番以降の歌詞は必見必聴。

そして、カッコいいだけでなく、美玲の可愛い姿を余すことなく堪能できるドラマ「もーっと目指せ!シンデレラNo.1! -早坂美玲編-」も同時収録されております。

 

CDだけでなく、ダウンロード販売でも購入可能ですので興味のある方はぜひ購入してください。絶対損はさせません。単曲購入も可能です。

肇ちゃんやりあむちゃんのソロ曲も素晴らしい出来ですので、まとめてご堪能いただければ幸いです。

columbia.jp

 

 

 

 

 

あの日、私は、美玲のソロ曲は夢だと言いました。美玲のソロ曲を通して、いろんな人に美玲を好きになってほしいんだと言いました。

trickroom.hatenablog.com

 

そんな思いを持った数年前の私はただの夢想家だったのかもしれないけれど、夢を描き続けた結果、ついにここまで届きました。「Claw My Heart」は、あの日の想像を遥かに超えた歌でした。きっと私の夢を叶えてくれる、そんな歌でした。

 

まだ早坂美玲を知らない人が、知っているけどあまり興味はなかったという人が、「Claw My Heart」を聴いて少しでも興味を持って知っていただければ、とても嬉しいです。

 

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さあ吠えろ

 

 

 

アタポン形式イベント「ギュっとMilky Way」で2桁を取ったお話

皆様、あけましておめでとうございます。私です。

本年も自由気ままに更新する当ブログをよろしくお願いいたします。

 

さて、今回は題名の通り、2019/12/20(金) 15:00 ~ 2019/12/27(金) 20:59 までデレステで行われていたアタポン形式イベント「ギュっとMilky Way」で2桁の順位を取ったというお話です。

 

うん、「また」なんだ。済まない。

仏の顔も三度までって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、この記事タイトルを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。

そう思って、この記事を作ったんだ。

じゃあ、続きを読もうか。

 

一度目はこちら。

trickroom.hatenablog.com

 二度目はこちら。

trickroom.hatenablog.com

 

というわけで今回も備忘録を書いておきます。

過去2回の挑戦との大きな違いは「健康的な睡眠」をとった上で「最小限の消費」で「ギリギリの2桁」を狙ったことです。(まあほとんどお休みだったからできたことでもありますが)

徹夜とかしたくないけど、ギリギリ2桁入ってみたいという方に少しでも参考になればと思います。よろしければ続きからどうぞ。

 

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突然まゆを好きになった人が2018年9月から2019年8月までに実装された佐久間まゆのカードを紹介する

今日は9月7日。THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Comical Pops! が開催されてから3日経ちました。

縁あって現地で見ることができまして、最高に楽しいライブでした。そのうち感想を書きたい……!語りたい歌がたくさんありすぎます!

 

さて、本日はアイドルマスターシンデレラガールズに登場するアイドルである「佐久間まゆ」ちゃんのお誕生日です。おめでとうございます。

私が突然佐久間まゆのことを好きになって、悩みに悩んだ末に佐久間まゆの担当を名乗るようになってから1年ちょっと。今でも私が好きになるはずのない「佐久間まゆ」をこんなにも好きになってしまった自分が信じられないくらいです。

昨年、突然上げたブログ記事に私は佐久間まゆは知れば知るほど好きになるアイドルであり女の子」であると書きました。

trickroom.hatenablog.com

 

そんなまゆの魅力をもっと知ってもらいたい!と思って、今年はこの記事を書きました。

よろしければ続きからご覧下さい。

 

モバマス及びデレステ佐久間まゆエピソード・コミュ・セリフ等の重大なネタバレを含みます。ご注意ください。

 

 

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